ご挨拶

早いものでアロルド ロペス ヌッサの来日は今年で5年を数える。彼らの主戦場はアメリカとヨーロッパだが、日本公演にも熱い視線が向けられてきた。

4年連続のコットン クラブ、一昨年の東京ジャズフェスティバル、昨年の定禅寺ストリートジャズ。いずれもが大好評で日本のジャズファンからアロルドの音楽を評価していただいた。

後援会にとって大きな励みになっている。

今年も10月9日のBlue Note TOKYO、11-13日のコットン クラブ、16日に大阪のロイヤルホースでの公演が決定。昨年の仙台公演に続き、この関西地区での初公演には大きな期待が寄せられている。

アロルドの新譜 Un Dia Cualquiera (Just Another Day)が公演に先立ち発売された。彼のピアニストとしての完成度とトリオのダイナミックな演奏は圧巻だ。アロルドの自作曲と母国生まれの名曲が独創的に編曲されたこのCDは、新しい形のキューバン ジャズの醍醐味を満喫させてくれる。

トリオ構成も一新された。

アフリカ色が強いアルーン・ワドゥが抜け、幼少の頃からの仲間ガストン・ホヤが参加。チューチョ・バルデス傘下で腕を磨き、最近来日したオマーラとも共演したガストンのベースは驚異的だ。若さの躍動。新トリオの一体感と爆発力は一見に値する。

だが、アルーンとの異色競演で評判を取ったアロルド。ピアノトリオの原点に復帰した今回の公演では真の評価が試されることになる。

秋の来日公演は目が離せなくなった。

 アロルド・ロペス・ヌッサ・トリオ後援会

会長  寺島義雄